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松田 優 (まつだ ゆう)/研修日誌

 私は外科研修に第2外科を選択しました。特殊な外科ではなく、初期研修で習得しなければならない外科の基本的な知識(周術期全身管理)、技術(切開、糸結び、皮膚縫合)を学ぶことができると思ったからです。指導医とともに、悪性腫瘍をもつ患者さんの術前から術後まで勉強しました。術前後にどのような全身管理をすれば術後合併症を抑えられるかや、摘出組織の病理学的評価法を学ぶことができました。術前検討会では、患者さんのどのようなことに注目しておかなければならないか、どこにでも通用する的を得た効率的なプレゼンテーションの仕方を学びました。

 論文を読む機会もあり、臨床と文献をどのように関連付けてエビデンスのある医療を提供できるかを学ぶことができました。良性疾患に関しては、自らが主治医となり、執刀することができました。ここまで実際に医療に参加できる科は無いと思います。第2外科のチームワークの良さが患者さんの治療に貢献していることも実感し、チーム医療の重要性もよくわかりました。3ヶ月間の研修で、医学的知識、技術だけでなく、医師としての基本的であり一番大切なこと、つまり、自分に厳しく、責任感のある行動をし、日々勉強し知識技術を向上させなければならないことを学びました。

 2年間という短い初期研修期間で、第2外科で研修したことは、必ず自分のためになると思っています。