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藤田 洋一(ふじた よういち)/研修日誌

 第二外科での研修は、朝早く、夜遅いにつきる。月曜は術前検討に始まり、金曜は新入院検討会に終わる。しかし、毎日充実した日々がつづき、日々成長し、できることも増えてくる。それがうれしくて頑張れるような気がする。
 研修の始めは、点滴もままならず、患者さんに申し訳なかったと思う。しかし点滴は基本手技のひとつだと思う。下手でもやり続けることが大切だと思う。
 外科のメインはなんといっても手術である。最初は鈎引きからはじまり、徐々に糸が触ることになり、糸結びができるようになると結ばせてもらうことができる。初めて糸を触らせてもらったときは手が震えて、満足に結べなかった。日々の練習の重要さがわかった。手術は見学するのも大切だと思う。実際に教科書には載っていないことも多く、それは手術を見て勉強するしかないと思う。外回りという仕事があり、それは手術室にいて、術中の写真を撮ったりするのだが、そ のときは絶好の機会だと思う。摘出した臓器に触れることも可能で、そのときに術前画像で見た腫瘍を手にとって見ることができるのもよい機会だと思う。

 第二外科は研修医でも、どんどんいろいろなことをやらせてもらえるのがよいと思う。研修はライターの先生とman to manでわからないことは聞きやすく、困っていると助けてくれる。最初は良性疾患の症例の主治医になるが、二年目になるとイレウスなどの急性疾患や胃癌な どの悪性疾患の主治医になる。
また毎週土曜日に教授と研修医で抄読会があり、最新の英語の論文を担当の研修医が読み、皆に説明することをしている。最初は英語に戸惑ったが、二年間続 けるとなんとなく内容はわかるようになってくる。この機会がないと英語の論文を読む機会はあまりなく、はかなりよかったと思う。
私は9ヶ月第二外科で研修をしたが、充実した9ヶ月だったような気がする。外科医としてはまだ始まったばかりだがこの9ヶ月の経験を大切にしてこれからも頑張っていこうと思う。